あなたにもいるヘルペスウイルス

ヘルペスがペットに遷ることはある?

唇の周囲や性器周辺に発疹ができたり、ひどいかゆみが生じることもあるヘルペスは、ウイルスによって感染する病気です。
タオルなどを共有することによって家族へ二次感染が広がるほど、感染力の高い病気としても知られています。
現代はペットも大切な家族として扱われる時代ですが、人間が感染したヘルペスウイルスに、犬や猫なども感染することはあるのでしょうか。
自然界にはさまざまなウイルスが潜んでおり、犬や猫のヘルペスというものも存在します。
ただ犬や猫に症状をもたらすウイルスは、それぞれ独自のものに限られます。つまり人間が感染するウイルスは人間にしか感染することはなく、反対に犬や猫が保有するウイルスは犬や猫にしか感染しないのです。
犬には犬の、猫には猫のヘルペスが存在しますが、症状や特徴は人間のヘルペスとよく似ています。
人間の場合と同じように完治することは困難ですので、一度感染してしまうと症状を抑えるための治療しかできません。
また体調が悪い時やストレスなどで免疫力が落ちているときに発症しやすいのも人間と同じ特徴です。
犬や猫の場合、成長した大人であればヘルペスはそれほど心配する病気ではありませんが、身体機能が未成熟な子どもの段階で感染するとリスクが高まります。
生後間もない子犬の場合はワクチンなど有効な治療法がないため、感染が広がるのを防ぐために隔離治療を施すのが中心となります。
猫の場合はくしゃみなど風邪に似た症状がでることもありますが、涙が増える、赤い目ヤニがでる、眼球の表面が白いなど目に症状が現れることが多くあります。
人からヘルペスウイルスが感染する心配はありませんが、ペットにはペットのヘルペスが存在します。
気になる症状がある場合は獣医に診察してもらいましょう。

ヘルペスウイルスの潜伏場所とその期間

唇の周りや性器周辺に発疹や水ぶくれができるヘルペス。
これらの口唇ヘルペスや性器ヘルペスを含め、帯状疱疹や水ぼうそうなどはすべてヘルペスウイルスに感染することによって発症します。
ヘルペスウイルスの潜伏期間はウイルスの種類によって異なるうえ、感染した部位によっても発症までの期間が違ってきます。
たとえば唇の周りや性器周辺に症状をもたらすのは同じ単純ヘルペスウイルスですが、唇の周りだと1週間、性器周辺は3週間程度が潜伏期間とされているのです。ただどちらの場合でも、症状が現れるのは感染から1週間程度経過した頃がもっとも多いようです。
この病気は医療機関で治療すれば症状を抑えることができますが、完治させることは今のところ不可能です。
ウイルスは皮膚や粘膜から体内に侵入し、一度侵入すれば神経をさかのぼって三叉神経節や脊髄神経節に潜伏します。
このような場所にウイルスが潜伏してしまえば、治療により根絶させることは難しく、ストレスや疲れなどで免疫力が低下すると症状が再発してしまうのです。
したがって感染してしまったら、再発を防ぐことを重視した生活を送ることが必要になるのです。
このようにヘルペスは完治することができない病気です。治療に用いられる薬もウイルスを根絶するのが目的ではなく、増殖を抑えることを目的としたものが使われます。
ですから症状がひどくなり、ウイルスの数が激増してしまった後で薬を投与しても効果が薄く、適切な治療が難しくなります。もしヘルペスの症状が現れたのなら、なるべく早い段階で医療機関を受診して、医師に処方された薬をきちんと服用するようにしましょう。
また発症しないために規則正しい生活を送り、ストレスをためないことも大切です。

子供が水ぼうそうにかかりやすい原因

水ぼうそうはヘルペスウイルスの一種、水痘、帯状疱疹ウイルスによる感染症で、発熱および全身のかゆみを伴う発疹が特徴の病気です。
発疹は名前の通り、水を持った小さな水疱や、赤い紅斑、もりあがった丘疹などが出ます。10歳ごろまでの子どもによく見られる病気で、最も多いのは1~4歳ごろの小児とされ、まれに生後1ヶ月過ぎの赤ちゃんに発症することもあります。
小さいうちに発症した水ぼうそうは、熱も高くなく発疹の数も少ないため軽い症状で済みますが、年齢が上がるにつれて、熱は高くなり、発疹の数も多くなる傾向があります。
小児期の感染から免れて、成人してから感染すると、熱や発疹が酷くなり重篤な症状となります。
感染経路はツバなどからうつる飛沫感染、直接触れることでうつる接触感染、ウイルスが空気中を漂ってうつる空気感染があり、非常に感染力の強いヘルペスウイルスのため、親や兄弟、保育園などの児童施設で集団発症することも少なくないです。
一度感染すると免疫ができて二度と感染することはありませんが、免疫力のない小さな子どもにとって、集団施設は感染しやすい環境となります。
予防方法は水痘ワクチンの任意接種で、1歳から受けることができる安全性の高いワクチンです。
ワクチンを受けても完全とは言えず、感染する可能性がありますが、その際でも症状は比較的軽く済むため、水疱で皮膚症状が悪くなっては困るアトピー肌の子どもには効果的な予防法となります。
ヘルペスウイルスの感染は、いつどこでも起こりえるため、完全な予防法がありませんが、年齢を重ねたあとに感染すると症状が重くなるので、軽症で済む子どものうちに感染して免疫を付けたほうが良いとされています。

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